my favarite color & taste 使いたい色、好みのテイストを考えてみる
皆さまこんにちわ、ユウコです。
お家レポート第2回目の家は、
福岡県久留米市、甘木線の駅からほど近い、ゆったりとしたエリアに建つI邸です。
ちょうどこちらのお宅の取材の日、お天気が11月後半とは思えないほど暖かく、
素敵なリビングの中でポカポカと気持ちよく・・・ なんだか、わたくし幸せな気分になりました(笑
それでは早速、記事のほう行ってみましょう!
家族みんなで並んで靴を履ける
玄関を開けて中に入ると、土間がずっと続いているような広々とした空間。
そこに家族全員、いやそれ以上に何人でも腰掛けて、一緒に靴をはけちゃいそうな広さ。
これは、奥さまがヨガ教室をするとのことで、生徒さんたちがさっと部屋に入っていけるようにとのことでした。
なにしろ奥行きがあるので、自転車なんかも置けちゃいます。
この土間風の玄関、いいなあ。
そして、玄関奥の扉はシューズクローク。収納力はもちろんバッチリ。
生協宅配の箱なんかも置いておく予定だそうです。
うん、わかるわかるー
うちはマンションですが、宅配の箱、いつも通路か玄関にでっぱなし…
普段使うものだからこそさっと隠せる場所があるって、本当にスッキリして気分がいい&助かると思うな。
さてそれでは、さっそくお部屋の中におじゃまします!
何色の部屋がお好み?
リビングに入ってパッと目を引くのは、フローリングの落ち着いた焦げ茶色と、奥の壁の緑がかった黄色。アイボリーの縦ブラインドと壁の白に明るい黄色のアクセント、まるで、喫茶店にでもいるかのような雰囲気。
部屋にこんな風に色があるっていうのもいいなあ。自分ならどんな色が好みだろう。
床材はダメージフローリングというもの。
こちらの材木、メンテナンスもさほど必要なく、
「多少傷がついてしまってもそれが”あじ”になっていくんですよー」とのこと。
うちのマンションなんか、無垢材に子供たちが傷をつけてしまって、あーwwwとなっちゃってます(汗)
その傷がいい感じになっていくなんて、まったく羨ましい話!
次世代調理器具!スーパーラジエントヒーター
さて、キッチンの空間を見ていきます。
キッチンカウンターは黄色、シンクは黄緑がかった黄色。焦げ茶のフローリングの色に、明るい黄色が映えてキレイ。
今日見せてもらったキッチンは、TOCLAS(トクラス)のもの。
そしてそして、今回のキッチン注目ポイント!
キッチンコンロは一見普通のIH…と思いきや、スーパーラジエントヒーターというもの。
私はまったく知らなかったのですが、次世代の調理器具と言われているそうです。
え〜次世代って・・・ 一体何が!?
こちらドイツ製のスーパーラジエントヒーターなるもの、遠赤外線で調理するらしく、
・熱効率がすばらしく良い⇒調理時間が短縮
・スイッチを切って予熱調理もできる⇒電気代削減
・遠赤外線調理(炭火で料理するような感じ)で、食材を美味しく調理できる、油を酸化させにくい⇒美味しい&健康
・気になる電磁波の発生は非常に少なく安心
料理は美味しいわ、身体には良いわ、ランニングコストは低いわ、良いことずくめです!?
そして、鍋はIH専用のものでなくても底が平らなものならOKとのこと。
ちなみに我が家はIHの3口コンロ。以前は2口ガスコンロも使っていたけど、ガスは掃除が面倒くさいのと子供に使わせるのが気になる、でもIHは電磁波が気になると一長一短だなあと感じていました。
もしいつか選べる機会があるのならば、このスーパーラジエントヒーター!絶対に前向きに検討したい。
…と感動のあまり語りすぎるのもアレなのでこの辺で^^;
でも、本当にこの機能にビックリしたので。 気になる方は是非ご自分で調べてみて下さいね(笑
子どもの宿題やお勉強スペースはどこにする?
リビングのキッチン横にある、机のコーナー。壁紙がステキ。
こちらは、お子様が小学校に上がられたときに、お勉強を並んででみてあげれるようにと幅広のデスクスペースに。
キッチンのすぐ横なので、家事をしながらもお子様の様子が自然に目に入ります。
正面のかわいいクロスとお揃いで仕上がっている右壁のボードは、
学校からのお知らせ等のプリント類を貼れるマグネットボード。
無機質なボードでリビングの雰囲気を壊さないための心遣いがステキ。
ところで、このお宅の所々に使われている壁紙、施主さんとクイーンズホームのコーディネーターさんが一緒に選ばれたそう。
机コーナーや寝室をはじめ、クローゼットなど見えないところにも綺麗な柄の壁紙が使われていました。
施主さんが気に入って、最終選考まで残ったけどメインで使われなかった柄のものが、キッチンパントリーや洗面所収納の内壁に使用されていて。
そうすることで、パントリーや棚の中までキレイにしておきたい!と、モチベーションアップになるとのこと。
うん、すっごくわかるなあそれ!
女性が面倒・苦手だと感じる家事
さて、お次はキッチン隣の洗面所&お風呂スペースをチェック。
気になったのが間取り。家事の中でも料理と洗濯は、結構大きな割合を占める大仕事だから、キッチンと洗面所が一直線上にあるというこの家のレイアウトはかなり家事動線的に使いやすそう。
関係ないけど、この前目にした記事のなかに女性が面倒・苦手だと感じる家事ランキングがあって、
1位:料理、2位:洗濯、3位:アイロンがけ、4位:食器洗いだそうで。
その全てを満たすこの動線ってかなり素晴らしいのかも◎
窓があり、雨の日などもこちらに洗濯物をしっかり干せるスペースあり。(写真の右上に物干しを引っ掛けれる)
そしてその横の棚にサッとかけてしまえる。
収納Check行ってみましょう
さて、ここで気になる収納チェック行ってみましょう♪
家の中全体的に、かなりしっかりと収納用スペースがとられてありますね。リストで書き出してみます。
<1階>
・玄関のシュークローク
・リビングキッチンカウンター裏の収納&飾り棚
・キッチンパントリー
・洗面所の物置(掃除道具や洗剤類など)
・階段下収納
・主寝室のウォークインクローゼット
<2階>
・納戸収納
・2階のピアノ用ホール奥の屋根裏収納
1階が生活スペースのメインなので、必要な場所の近くにそれぞれしっかりと収納スペースが設けられている印象です。
逆に2階は大きめの収納スペースが2つあり。
いまどきのシンプル&モダンな和室
さて、お次は1階の和室をチェック。
奥さまがこちらの和室でヨガ教室をされるとのこと。
採光のために天窓もついています。
床板は、他ではあまり見られない濃淡のあるマットな仕上がりの(ピカピカの黒ではない)浮造り風モダン床板です。
そしてこちらの畳、実はイグサでなく和紙でできているそうで。ダニ・カビの発生が少なく、撥水性もあり、傷つきにくく、退変色もしにくいとのこと。アレルギー対策と、ランニングコスパを兼ね備えたまさに最強の畳。
美しいライトグリーンの畳の縁取るヘリはご夫婦お気に入りの市松模様です。
こちらの和室のコーディネートはかなりご主人様がこだわられたそうで、シンプルでカッコいい、モダンなイメージ。
こんなふうに材質の雰囲気や小物の選びのセンスが、洋風な家の和室にはとくに重要な気がします。
正直、私自身は、和室って家を建てるとしてもあんまり必要ないかなーと思っていたけど、こんな雰囲気の和室ならいいかも。
和室を出ると、その横にはヨガ教室の生徒さんたちのために設けられた洗面所がありました。
続いて1階奥の主寝室をチェック。キレイな色味の、明るい寝室。
主寝室のウォークインクローゼット。IKEAのセットを使用。クローゼットのレイアウトって最初からこれだ!というのも難しいので、後々低価格で組み換え自由自在なのは嬉しい。壁紙効果か安っぽさもなくてよい。
クローゼットの窓は換気もできるしいいけど、洋服が焼けるかもと思ってたら、UVカットガラスで問題なし。
なんとなく良い雰囲気の子供部屋
さて、お次は階段をのぼってお二階へ。
メインの子供部屋を見てみると、白い壁に奥と手前の壁が水色、薄いグリーンになっていて、とても広く開放的なスペース。
まるで「遊んでいいよ!」と言っているかのような気持ち良い空気感。
こんなお部屋、子供はかなり喜ぶと思う〜、この子供部屋いいなあ。
先々は二部屋に仕切ることも可能な奥行きのある間取り。
暮らし方は変わることもあるし(特に子供については)、こういう作り、ありがたいですね。
水色のお部屋とうす緑の部屋でどっちがいい?とかいいながらじゃんけんで決めたりしそう(笑)
奥の小さな窓はリビング吹き抜けとつながっており、のぞくことができます。(写真右の扉もあり)
いま気になるアウトドアリビング
そして水色の壁の奥にはベランダがあるのですが、クイーンズホームの中園社長いわく、ここにも素敵なアイディアが!
ベランダってだいたい多くのパターンが、洗濯物を干したり、観葉植物が干からびていたり、要らなくなったものの一時置き場になっていたり、意外と有効活用できていないスペースらしく・・・。
はい、うちもまさにそのパターンです(泣)
そこで、今回取材させていただいたクイーンズホームさんが提案しているのが、アウトドアリビングという考え方。
つまり、ベランダもお部屋のように楽しもう!ということですね。
ちなみに、ここから夏には花火大会が見えるらしくて。テーブルと椅子を持ってきて、食べたり飲んだりしながら、リビング感覚でみんなで花火を見れたら最高に楽しいだろうな。
いいですよね〜インナーバルコニー。こんな場所があったら、お家幸せ度が高そう(笑
我が家も最近アウトドアやキャンプにはまりつつあるんですが、
気持ちのよい季節には、ここで七輪BBQとかのお外ご飯したりお茶タイムとかもいいなあ。
写真左: ピアノ用ホールと奥の屋根裏収納
写真右: 子供部屋の窓から見た吹き抜け&リビング。キッチンから声が届きます。
今回こちらの家を見せていただき、家づくりって本当に自由度が高く面白い!と改めて思いました。
でも、だからこそ難しくもあり。
外装や内装、デザインはもちろん、工法も様々。(ちなみにこちらの家はツーバイフォー工法、耐震性が高い工法とのこと)
情報や選択肢が大量にあり、その中から自分の求める形にたどり着くまで、満足する家が建つまではとっても長い道のり。
その道程を一緒に考えて、導いてくれる、頼れるパートナーに出会えことは本当に大切なこと。
クイーンズホームさん、ステキな家を見せていただきありがとうございました!
■建物概要
ご住所:福岡県久留米市
竣工年月:2016年11月
延床面積:140.04m2(1 階:89.43 m²、2階:50.61 m²)
施工:クィーンズホーム
私的 家づくりメモ
- 好きな色、柄、テイストなど、好みをしっかり自己分析する
- 家事動線(料理・洗濯・掃除など)を設計時によく考えるべし
- 次世代調理器具!スーパーラジエントヒーター
- ベランダの有意義な使い方を考える(アウトドアリビング)