Flat House with Inner garage インナーガレージのある ひと続きの平屋
みなさん、こんにちわ!ユウコです。
今回見せてもらったお家は、インナーガレージのあるかっこいい平屋。
見どころはなんといっても、立派な梁がわたされたガレージ。
天井が高くて広いガレージに、梁の存在感が映える!
大きめの車2台が余裕を持って入れられるくらい広いスペース。
車庫としてだけではなく、日曜大工などの作業スペースとしても使える。
側面が木の壁なので、釘を打って、工具やDIY道具の収納しても似合いそう◎
もしうちが使うとしたら、、、キャンプ道具などのアウトドアギアの収納に使う。
さらにこれだけ広かったらテントも張れるから、キャンプに行った後のギアのメンテナンスから、テントの乾燥まで、なんでもここですることでしょう(笑)
また雨の日は、パワーが有り余っている子どもたちの遊ぶスペースにもなる。
ブレーブボードに一輪車、縄跳び、etc…
きっと子供たち、ここで思いっきり遊びそう^^
そんな風に、このインナーガレージは、羨ましくも夢が膨らむ(笑)楽しいスペースです。
そしてもちろん、ガレージには玄関から外を通らずに直接出入りが可能。
広いシュークロークを通るので、外から持ち込んだものを一旦おけるのもいいな。
雨の日も濡れずに車に乗り入れできて、本当にこれは助かる◎
それでは、気になる家の中も見ていきます!
かっこよくて、落ち着いた印象、大人な雰囲気のリビングです。
クールでかっこいい外観と、リビングのイメージがリンクしてる。
床はチーク材。グレーのキッチンとピッタリです。
我が家も、マンションだけど床は同じ無垢のチーク材。
うちはもうすぐ10年くらいになるんだけど、時間が経つと木の色の深みが増していって、最近は特に味わいがでてきている。
ここの床材も、時間とともに、ますますステキな雰囲気になって行くだろうな〜。
エイジングしたコンクリートみたい、クールなキッチン
このシステムキッチンは、グラフテクトの新作素材のものだそう。
コンクリートみたいな、茶色がかった石素材のイメージ。
手触りはツルツルではなくて、少し凹凸があり、素材感を感じる。
グラフテクトの新作ベトングレーというシリーズみたい。
まるでエイジングしたコンクリートみたいなキッチンスペース。
最近は、キッチンカウンターにも、コンクリートみたいな素材(モルタルやモールテックスなど)をよく見かけます。
でも、モルタルだと強度的に不安なところがあったり(クラックがはいったり)、モールテックスのキッチンにすると、コストが結構かかるという話も聞く。
だから、コンクリート素材みたいなイメージのキッチンは、造作キッチンでは実現が難しかったり、ハードルが高そう。
でも、グラフテクトのキッチンなら、クオリティはお墨付き。
汚れにくいし、傷つきにくい、お手入れもしやすくて、特別な手間もなくキレイに保てる◎
もう、コンクリートっぽい素材希望&かっこいい系のキッチンなら、これが正解なんじゃ・・(笑)と思わせてくれるようなキッチンです。
壁付けのウォルナットの吊戸棚や、床の無垢のチーク材にしっくりとなじむ、洗練された雰囲気のキッチン。
キッチン中心のリビング・ダイニング
こちらは、入り口の反対側からリビング・ダイニングを見たところ。
奥さまは食関係のお仕事で、また、旦那さまもお料理をすることが好きとのこと。
ご夫妻でキッチンに立たれたりもするのかな〜、ステキ♡
お二人で料理をしても、ゆとりのある広さです◎
また、正面はカウンターなので回り込めるし、正面からも作業できるところもポイント高い。
天井の高さで、空間をゆるく仕切る
キッチンスペースは天井が貼ってあり、対面キッチンから見て庭の方のダイニングスペースには
屋根の傾斜を活かして、天井が高い。
壁じゃなくて、このように天高や床の高さを変えたり、また、大きな本棚をおいてスペースを仕切ったり。部屋までハッキリとは分けない、でもなんとなく各空間に意味合いを持たせるような、このゆるめの仕切り方って、すごく惹かれます!
理由を考えてみると、まず、閉塞感がなくて空間が広く感じられること。
あとは、同じ空間にいても、各々それぞれ別のことをしても集中できるような、適度なプライベート感の居心地が好きなんだと思う。
ちなみに、我が家も、大きな本棚兼デスクで、リビングから”仕事&勉強スペース”を仕切ってあります。
余談ですが、、、もし家を建てることになったら、リビングを彫り込んで一段下げるか一段上げるとか、そんなふうにしてスキップフロアを作るのが夢です。戸建てならではの、スキップフロアのような立体的な構造に、強い憧れがある私(笑)
さて、キッチンの後、同じく水回りの洗面所を見せてもらったら、こちらはグレーのシンクでした。
グレーのシンクって初めて見たけど、この家の雰囲気にすごく合っているな◎
キッチン&リビングの前には、くつろげるウッドデッキがあって、ここは完全に癒やしの場所。
子供が庭で遊ぶさまを、ここに座って見ているって、なんて幸せ♡
こういうふうな、家の中と外の境界で座って過ごせるって、使い勝手も良くていいなあ。
庭でBBQするときも、ここが一時休憩スペースになったり、、とかね。
最近は平屋が人気、だから平屋のメリット・デメリットを調べてみました
棟生工務店の吉富社長に聞いた話によると、今、若者や子育て世代にも平屋が人気みたい。
土地が比較的広めにとれる、糸島周辺だからというのはあるけど、なんでだろう?
2階建てよりコストが抑えられるのかな?と聞いてみたら、
逆に面積が広くなる分、基礎工事代が高いから、コストはかかるとのこと。
それでも、平屋ならではの生活のしやすさや、地震に強いことから、平屋が選ばれるようになってきているそう。
気になったので、平屋の良いところや配慮すべきところを調べてみました。
ー以下引用になりますー
<平屋の良いところ>
・生活動線がシンプルでスムーズ
・階段による怪我の心配や、上り下りの負担がない(子育て期から老後まで)
・高い天井で開放的な空間を作りやすい
・構造的に強い(2階建より地震による被害を抑えられる)
<平屋で気をつけるべきところ>
・基礎工事にコストがかかる
・広い土地が必要
・窓からの視線や防犯面での配慮が必要
・家族間のプライベート空間設計に工夫が必要
メリットもデメリットもはっきりしている故に、
平屋ならではの良さが活かしきれる土地なのか、どうなのか、、、
土地探しの段階から、しっかり検討していく必要がありそうです。
福岡の糸島市周辺で「平屋」を建てたいと思っている方は、
棟生工務店は平屋の実績も多数あり、信頼できるパートナーとしてご相談できると思います。
ステキな平屋建ての家を見せていただき、ありがとうございました。
■建物概要
ご住所:福岡県糸島市
竣工年月:2019年4月
設計・施工:棟生工務店
私的 家づくりメモ
- 車庫としてだけでなく、多様に使えるインナーガレージ
- 天井や床高の変化や本棚などでゆるく空間を仕切る
- 石素材みたいなかっこいい系のキッチンがいいなら、グラフテクトがおすすめ
- 平屋の良いところと配慮すべきところについて