THE SECOND FLOOR LIVING WITH OPEN FEELING 開放感のある二階リビングの家
みなさん、こんにちは!ユウコです。
今回は、棟生工務店ではめずらしい二階リビングの家です。
平屋のイメージが強いこちらの工務店さんが、二階リビングの家を作ったらどんな感じなのかな?
かなり気になります!
早速中を見せてもらいましょう。
密集した住宅街でも、自然の風景を取り込み、豊かな雰囲気のリビングスペース
まずは、ステキなリビングスペースを見てください。
窓から裏山の緑が見えて、広々と抜けていて気持ちがいい◎
この家は住宅街の中にありますが、背面のみ裏山に面しています。この自然を活かすことと、施主さまのご希望もあって、二階リビングの間取りとなりました。
なるほど、こちらの立地を最大限に生かせている感じがしますね。
取材でお邪魔したときはちょうど夏だったので、まさに瑞々しいグリーンの季節。
これから秋が深まるにつれて、少しずつ紅葉していくのでしょう。
家にいながら、窓の風景から季節の移り変わりを感じることができるって・・・憧れ◎
しかも、こんなベストポジションに大きな窓、木々の表情が細かいところまで見えるような距離だから、、まるで絵画でも飾っているかのようです^^
定番の片流れ屋根も、キリッとこの美しい空間のアクセントになっています。
お隣の窓をかわして、すっきりと抜け感があるキッチン&ダイニング
リビングの反対側はキッチン&ダイニング。
住宅街の中という立地ですが、お隣さんと窓の位置をかわしているので、外の誰かと視線が合うことも無くて安心、かつ、遠方に山の景色まで見えて開放感があります。
こちらのダイニングテーブルは、グラフテクトのキッチンに合わせた同じシリーズのものでした。すっきりと一体感がありますね。
この素材は、テクスチャ感がステキなことはもちろん、丈夫で傷つきにくくメンテナンス性があって、機能的にも優れています。
力強い節が特徴の、無垢床サイプレス(豪州ヒノキ)
存在感のある木の節が特徴的なこちらの無垢床は、豪州ヒノキと呼ばれる『サイプレス』という木材。
主にオーストラリアの東部に生息する針葉樹で、優れた耐久性があり、日本のヒノキよりも遥かに堅く強度がある木材です。優しい木の香りと、経年変化によって飴色に変化していくのも楽しみの一つ。
施主さまが、棟生工務店の新しい事務所に打ち合わせに行ったときに、この木材を気に入って、サイプレスを使うことになったそう。
少し無骨で男性的な力強さを感じる風合いの床が、アウトドアっぽいクールな感じにピッタリですね。
オーダーされたというソファの雰囲気にも似合っていていい感じ◎
棟生工務店は「木」にかなりこだわりのある工務店で、インスタグラムでも「#木の紹介シリーズ」というハッシュタグで、様々な種類の木材を紹介しています。
素敵な事例もたくさん載っているので、木の家を検討されている方は特に必見ですよ^^
限りのあるスペースの中でも、しっかりと収納スペースを確保
玄関には定番のシューズクローク。
こちらは、キッチンを正面から見た写真。右側に、たっぷり収納量のパントリーがあります。
棟生工務店では、これらのシューズクロークやキッチンパントリーをはじめ、各個室にもしっかり収納スペースを設けています。
それらは、ほとんど扉がない仕様になっているのに、中がごちゃついて見えないように、メインのよく見える場所から視点を外す配置になっているのも特徴です。
これは本当に使いやすくてありがたい!住む人に優しく嬉しいポイントだと思います。
最後に、家の外観をチェック。
黒ガルバリウムのソリッドな外壁に、木目のドアをアクセントに。すっきりとシャープな印象です。
さて、ワーママレポートの中でも軽く10件以上ー、多くの棟生工務店の家に取材に行かせていただいた私の中で、こちらの工務店のイメージも定着してきた感じがします。
今回も、密集した住宅街かつ限られた敷地のなかで、それを逆手にとり、まさに棟生工務店らしく、自然と調和する豊かさが感じられる家を実現されたのではないでしょうか。
ステキな家を見せていただき、ありがとうございました!
■建物概要
ご住所:福岡県糸島市
竣工年月:2021年8月
設計・施工:棟生工務店
私的 家づくりメモ
- 自然のあるところ、抜け感のあるところを生かす間取り
- 豪州ヒノキ(サイプレス)という木材について
- 収納スペースの考え方