lots of comfortable lifestyle idea 床暖房に家事ユーティリティルーム、家族全員共有クローゼット…etc.
快適な暮らしのアイデアー後編
皆さま、お待たせいたしました。
前回の記事の続きです。
こちらの家の玄関〜クローゼット〜家事ユーティリティ部屋〜洗面お風呂〜階段までの前編はこちらから
それでは続き、行ってみましょう♪
レッドシダーの天井がとても印象的なリビング
リビングに足を踏み入れると、目に飛びこんでくる天井板がとっても印象的。
こちらはレッドシダーをいう杉材を組み合わせたもの。
全て同じ材木ですが、その個体差や使われている木の箇所により、このように色差が出るらしい。
これは面白いなあ〜。
無垢材でも床暖房はできる
そしてそして、気になるのが床暖房!
足元からじんわりと暖かいし、なんだかお部屋の中までポカポカ。
こちらはエネファームで作った温水を利用した温水式床暖房。
床暖房には電気式と温水式があり、初期費用、ランニングコスト、耐久性など、それぞれ特性が異なる。
使い方(床暖を入れる所の立地や面積、使用時間帯)により選び方が違ってくるので、
そこは導入実績が多く、安心して相談できるしっかりとした業者さんに相談したいもの。
今回こちらのリビングの床材は素敵な無垢材で、床暖って床材があまり選べない、特に無垢材は無理なイメージがあったけど、選べる材もあるとのこと。
導入コストも気になるけど、リビングの真ん中部分と、キッチン台の周囲のみなど、入れる場所を絞っているそう。
そういうこともできるんだ、ふむふむ勉強になります。
今回お話を聞いて、床暖のイメージが変わりました。
今までは、我が家がもし先々家を建てることになっても、床材が好みのものを選べないだろうと思っていたし、導入&ランニングコストもかなりかかりそうという理由から、床暖を入れるイメージは持っていなかったのだけど、、、
思っていたイメージと違うことがわかり、さらに体感して、ほんとうにポカポカと心地よくって。床暖っていいなあ〜と思いました。
子供のお絵かき&宿題スペース
こういうちょっとしたデスクスペースって、あると何かと便利。
ママこだわりのオーダーキッチン
キッチンはママこだわりのオーダーキッチンで、背面の収納棚も全て造作のもの。
キッチンに立つと、自然に正面にリビングとダイニングが見渡せる配置だから、お料理をしながら家族に目がとどき、会話もできる。
かっこいい背後のキッチン収納棚は、たっぷり大容量、そして表面はタイルトップ、これはめずらしい。
一般的に床タイルとして使われるものを使用しているらしく、こういう使い方もアリなんだ!
洗練された雰囲気だし、丈夫そうで汚れも目立たなくて良さそう◎
キッチン台の側面は一枚板の無垢材を凹凸に加工し塗装したもの。まるで金属のような高級感あり。
リビング横のとても美しい和室
この和室が、純和室!という雰囲気で本当に美しくて。
凛としていて、醸しだす空気感・・・とにかく何か、たたずまいが違う、とでも言うのかな。
聞けば、こちらを施工した辰巳工務店は古民家再生を得意としており、日本の古くからの伝統文化である和室を作るのが得意というのも頷ける。
奥の建具は、雪見障子(下半分がガラスで外が見える、また上下にスライドして開け閉めも可能)になっていて、とても印象的。
最近は、雪見障子を取り付けるような和室が減っているのもあって、見られるというのはなかなか貴重なことです。
床の間の桜の框(かまち)が、これまたいい感じ。
色々な用途に使える多目的ホール
さて、それではらせん階段を上って2階の部屋へ。
2階に着くと、おもちゃが沢山の広〜い広場。
これは小さい子供達にはたまらない!
これだけ広かったら、お友達が遊びに来ても、のびのびと遊べそう^^
こちらは、用途をとくに定めていない広いスペースで、子供が小さい今は、雨の日はもちろん、いつでも遊び場所として、子供たちが大きくのびのびと遊んでいる。
そして大人ももちろん、ここにヨガマット広げて運動したり、ストレッチや筋トレなんかも余裕でできちゃう。最近はリビングジムという考え方もありますよね。
今は多目的広場として皆で自由に使い、子供が成長したら間仕切りしてそれぞれの部屋にすることも可能。そんなフレキシブルな空間でした。
造作の壁が印象的な主寝室
こちらのすてきな壁は、端材を組み合わせて作られたもの。
工務店ならでは!の工夫ですね。
色々な残りの端材を使っているらしく、様々な木素材をふんだんに使っている、この家全体の雰囲気に合う。
また、主寝室には、外からは見えない目隠しのバルコニーあり。布団を干したりするのにも便利◎
今回、ワーママレポートでは初めての前編と後編の2回に分けてお送りしてみました。
最近の住宅って、どんどん進化しているんだなあと身をもって感じました。
床暖房も自動洗浄機付きのお風呂も、知っていたけど、実際に見て触れたのは今回初めて。
私はなんとなくで、そこまでうちには必要ないかな?と感じてたけど、いざ体験してみるとめちゃくちゃ良かったし、自分が家を建てることになったらぜひ取り入れたいなと思いました(笑)
これから先、長く暮らすことを考えると、今知っていることや先入観だけで決めるのではなく、
しっかりと見て触れて、自分たちに本当に必要なものを検討していくことが大事です!
すてきなアイデアを沢山見せてもらい、ありがとうございました。
■建物概要
ご住所:福岡県糟屋郡
竣工年月:2016年3月
延床面積:1階 116.25m2、2階 57.13m2
設計:YAS建築研究所
施工:辰巳工務店
私的 家づくりメモ
- 温水式床暖房とエネファーム
- 色々な用途に使えるフレキシブルな多目的ホール
- 玄関近くの家族共有クローゼットという考え方
- 家事ユーティリティルームについて
- 階段は家全体設計を決めるのにキーポイント